ものづくり企業
株式会社伸和製作所
精密油圧部品加工・組立、船舶用ディーゼルエンジン部品加工・組立、変圧器部品加工
1986年に産声をあげ、沢山の方々とご縁を結び、経験と実績を積み重ね、2004年に津田サイエンスヒルズに移転しました。2012年に第二の生産拠点としてベトナムにKSM CO.,LTD.を設立、2018年にはベトナムに自社工場を立ち上げ、日本とベトナムの両輪で高品質の製品を生み出し続けています。
舶用ディーゼルエンジン部品、建設機械用油圧モーター/ポンプ部品加工および組立を軸として、創業から継続している加工に対する≪情熱≫を誇りに変えて、一切妥協を許さないことが、絶対品質と技術の向上につながっているものと自負しております。
2021年には社長交代し、2代目社長のもと、次代を担う若い人材を育成。モノづくりの技術継承とともにAIやIOTといった最新技術との融合(コラボレーション)を模索し、新しいモノづくり企業としての形を創れるよう、日々取り組んでおります。
当社の強み
最新鋭の機械・設備を導入
旋盤・マシニングセンターを主軸に、舶用ディーゼルエンジン部品を製造するための大型マシニングセンター3台とFMSを組み合わせた独自の加工ラインを構築。また5軸加工機を5台導入し様々な加工依頼に柔軟に対応できるだけの設備を揃えています。
品質向上のために
高い品質を維持するために、精密測定室には3次元測定器をはじめ、測長機や真円度計など多種にわたる測定器を完備。室内の温湿度管理を徹底し、1000分台(ミクロン)の公差にも対応いたします。
福利厚生の充実
現場で働く社員のことを第一に考え、厨房を併設した食堂や広々としたスペースを確保した更衣室を完備。他にも卓球台やフィットネススペースなど、休憩などで仕事から離れる時間も充実したものとなるようにしています。
また、年1回の社員旅行や社内BBQ大会を開催し、社員同士のチームワークが醸成されやすい環境づくりに取り組んでおります。
技術・製品
重機の精密油圧部品
パワーショベルなどの建設機械は油圧を利用して動いており、レバーを動かすだけで、地面を掘削したり、土を積み込んだりとパワフルで繊細な動きをすることができます。その動きを支える(伝える)油圧機構の中に伸和製作所が加工した部品が多く使われています。特に建設機械用の旋回部分や走行部分は非常にコアな部品であり、品質を安定させなければなりません。
大型船舶のディーゼルエンジン部品
船舶が安全な航海ができるように、ディーゼルエンジン部品には高い信頼性と耐久性が要求されます。伸和製作所では、ミクロンオーダー(1/1000)の精度を要求される精密な部品を数多く加工しております。特に大型客船・大型タンカーなどに使用されており、世界の海の上で活躍をしております。